【ドローンと出た幽霊騒動】

【ドローンと出た幽霊騒動】

のけぞるほどの量はともかく、日本人にとって仰天ものなのは、彼らがバターを丸かじりすることでした。バターはパンに塗って食べる、というのが我々の感覚ですが、ロシアではお皿に盛りつけてあるバターを、たっぷりすくって食べるという。「日本でお肉を買うと、脂身の塊をつけてくれるでしょう。あれをこちらでは好んで食べるんです。それに日本なら切り落としてしまう脂身ですが、ロシアの人にとってはご馳走なんですね。アイスクリームでも食べるかのように、脂・身や、それからラードも、かじりながら歩いているんですよ」彼らはウォッカのつまみにラードを食べたり、またおもてなしに、肉の脂鯵身をドーンと出してくれたりで、これだけは悦子さんもなじめなかったという。過剰なほどの塩とこしょうで味つけされた脂身の塊を、質素な服を薪、抽象間のようなメークをした女、張人がサービスしてくれることをおもうと、なかなか傑作だという気もします。ゴルバチョフ時代も末期になると、だいぶ規制も緩やかになり、外国人でも自由にアパートを選べるようになりました。悦子さんもこれまでのアパートを川て、ロシア人が5川帯で住む共同アパートに引っ越した。そのアパート、社会主義国家を象徴していて、北柄に必要なガスや水道、芯気はまさにダダ同然。家賃200〜300円ほどの〃生きていくのに金はいらない〃という理想郷の稀残が見られる世亜な進産でした。